日本のインテリア事情

額縁の職人さんは、まさに家具職人として皆さんのお部屋やアート作品の演出を試みているようです。

アート作品の雰囲気と額縁のテイストがマッチしていないだけで、その作品価値を落としてしまうように、アート作品の雰囲気と皆さんのお部屋の雰囲気がマッチしていたとしても、フレームのテイストがお部屋の雰囲気とマッチしていなければ、居心地の悪い空間を創り上げてしまうかもしれません。

日本人は壁のデコレーション下手な人が多いなどとも、多くのメディアの中で語られておりますが、ただ単に日本人にとって絵画や写真などのアート作品を壁に直接的に装飾する感覚が根付いていないのかもしれません。

また賃貸などのアパートやマンションの内装に手を加えることが契約上、困難なことも影響している可能性もあるかもしれません。

西洋式の家具文化や生活様式を、日本人が生活の中に取り込みはじめた戦後から75年しか経過していないことも原因の1つかもしれません。

日本人は戦後における高度成長期とともに、それまでの日本独特の生活様式から西洋式の生活スタイルや習慣を思いっきり吸収している最中でもあるはずです。

日本食が洋食文化に影響を受けるように、これからも日本人のインテリア事情は大きく変化をみせる可能性は大いに考えられます。

Terrifles 想いを額縁に。⇢サイトトップへ